人生

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親の心子知らず とは言うけれど、子の心を親は どのように捉えてるのだろう?

僕は昨年、母に対して 「俺の人生は あなたの価値観を押し付けられて歩んできた。貴方の呪縛から解放してくれ!」と言ってのけた。余命一年の母に対して である。

思えば母の顔色をうかがってばかりいた。別に遠くへ行きたくなかった訳じゃない。気が付くと近くにいなければならないと思っていた。” 子供の出来が良いのも問題だよね。遠くに行ってしまうから。” と話しているのを聞いたことがある。 

ああそうなんだ。この人は俺を手放したくなかったんだ・・・ と理解した。

妻は母と 血液型・星座・旧姓が同じだ。縁を感じるとも言えるが、妻も「これだけ揃っていたから結婚できたんじゃない?特に旧姓は田中とか山田みたいに一般的じゃないし。」言う。それだけ僕に対する思い入れが強かったみたいだ。

けれども僕に依存しながらも 中学の時に引っ越してきた家とか諸々のことが弟のことを考えての結果だった。幼い頃からよく引っ越したから兄弟仲はよかったし何も疑問には思わなかったが僕の人生は弟のフォローに使われてきた。兄の僕は心配ないが出来の悪い弟が心配だ・・・と

でも実際は型にはまらない僕の方が人生からはみ出してしまっている。

”ずっと兄弟仲よく”との想いが余程強かったのだろう。弟を代表とした有限会社(形だけ)を15年続けられた。その後10年僕は社員として会社に採用されたことがない。派遣として働いたこともあるが何故か解雇された。派遣なのに である。近々弟はその会社で社員になりそうだ。